クリエイターのための自前メディアの作り方|ネット上でクライアントを獲得するまでを解説

​これからデザインを始めたい、デザイナーとしての第一歩を踏み出したという人にとって一番難しいのが「デザイナーとしての実績を作る」ということです。
事実として0→1にするハードルがとても高いですよね。
当然待っているだけでは仕事は降ってきませんので自分で開拓する必要があります。

この記事では「自前のメディア」を作りネットを使ってクライアントを獲得し仕事を受注する方法を書きます。
元になったtweetがこちらです

結論として窓口(ブログ・SNS)を開設して顧客(ファン)を呼び込むことができれば稼ぐことが可能です。

すべて一人で完結できます。その方法を具体的に述べます。

  • 新人デザイナーなので実績を作りたい
  • デザイン(クリエイティブ)の副業をやってみたい
  • 質の良いクライアントと「だけ」取引したい

このような方に向けて書きました。参考になれば幸いです。

OMG

質問等がありましたらブログのコメント欄やtwitterでいただければお答えします。

ゴール:必要としてくれる人に価値を届ける

はじめに自前メディアの想定クライアントを明確にしておきます。誰に向けて作れば良いのか?という話ですが、
ズバリ「自分のことを必要としてくれる人」です。「自分のファン」とも言い換えられます。

  • あなたの作ったものが好きだ
  • このクオリティなら○○円出せる
  • 求めていたものはこんなデザインだった!

このような言葉をクライアントからかけてもらえたのならデザイナー冥利に尽きます。そしてこれこそがモノ作りに携わる人全てが目指すべき最終地点だと思います。

自分の作ったモノに全幅の信頼をしてくれるクライアントと仕事が出来れば幸せだと思いませんか?

特に実績が無い駆け出しのデザイナーの方がよくやってしまうダメな例が価格競争です。
自分で価値を過小評価して安売りし、割に合わないからといってクオリティが下がる、その結果、消耗してしまい継続できない。これでは自分もクライアントも幸せにはなれません。

駆け出しなんだから安くて当たり前でしょ?といった意見も分からなくもないですが、それはデザイン業界内の相対的な評価に過ぎず、全く気にする必要はありません。
また、あとあと値段を上げるのもしんどくなります。

重要
こちらの言い値で商売するのが理想であり自然な形です。

ブログ・SNSを開設し露出を高める

では具体的に何をすべきかを述べます。

まず最初のステップとして露出を高めることが必須です。ブログやtwitter、note、youtube、facebookなど、世の中に自分の存在を知らしめるツールはたくさんありますので、好きなものでOKです。

ぼくはブログとtwitterしかやっていませんが、窓口が多いに越したことは無いので、器用な方は各種SNSを駆使して多方面に露出を増やしましょう。特にtwitterはフォロワーとの距離も近く、告知や作ったものの画像をアップしたり、普段思っている何気ないことまでオールラウンドに発信できるツールなのでとても便利です。この記事もtwitterで反響があったtweetを元に書いていますので、ブログネタを収集するツールとしても優秀です。

もちろんブログ(webサイト)は必須です。個人的には作品ばかりをアップしたポートフォリオサイトよりも、その人の考え方や価値観が文章によって伝えることができるブログがおすすめ。デザイナーの方は文章を書のが苦手な方も居るかもしれませんが、ザックリいえば文章もクリエイティブな作業なので、基本さえおさえれば心に響く文章を書くことができると思います。

窓口を開設したら後はひたすら作ったものをコンテンツ化してフォロワーやブログの読者に露出していきます。

どんなコンテンツが適切か

このブログを見てもらえば分かると思いますが、デザインの話だけでなく、色んな話題について書いています。こういうブログを一般的に「雑記ブログ」と呼びます。ネタも枯渇しにくく楽しく更新できるのでおすすめです。

一般的に「デザイナーのブログ」というと専門的なことが書いてあるイメージが強いですが、おすすめしません。
理由はファン獲得を目的とした場合、同業者を読者にしても意味が無いからです。

最も大事なのはデザインが行き届いていない場所(人)に対してアプローチすることです。つまり専門的なデザインのブログを書いても同業者しか集まってきません。そしてシェアされた先もまた同属性です。これでは仕事を発注してくれる人を見つけるという目的を達成するのは難しいことは想像してもらえると思います。

自分と違う属性の人に向けて書く

このブログのサブタイトルは「世の中のハードルを少し下げるブログ」です。初期の頃はデザインに関することやアプリケーションの使い方等のやや専門的な情報を中心紹介していたのですが、ある時、本当に情報を届けたい人は同業者ではなく、一般の人達。デザインに興味がある初心者や、クリエイターの考え方や使っているアイテムを知りたいと考えている人たちだと気づきました。

もちろんそのような方たちの方が数が多く市場が大きいですから、初心者・非デザイナーに向けて「ハードルを下げること」を目的として書くことで、記事がシェアされたりtwitterでフォローしてもらったりといったことが増えていきました。

活動のフィールドを変えるとは?

自前メディアを運営する上で非常に重要な考え方が「フィールドを変えること」です。

例えばカラカラに乾いた砂漠と山の湧き水の前でペットボトルお水を売ったらどっちがよく売れるでしょうか。

当然砂漠で売ったら飛ぶように売れます。
実は需要がある場所というのは意外なほどたくさん存在しています。

一つ例を紹介します。

参考 【Photoshop】超簡単!デュオトーンで1分でオシャレな画像を作る!THE DIG

サブブログに書いたこの記事はPhotoshopを使って初心者でも簡単にアイキャッチを作る方法を解説したものです。というのも自分と同じようにブログを書いていたフォロワーの中には、アイキャッチを作るのに苦労している人が多かったんです。もちろん自分にとっては得意分野なのでそうした方たちの役に立つような記事を書くことにしました。

ターゲットのニーズ
  • かっこいいブログのアイキャッチを作りたい
  • Photoshopを使ってどんなことができるのか知りたい
  • 簡単に見栄えがいいデザインを作りたい

おおむねこのような読者を想定して書いています。記事を見ていただければ分かりますが、少しPhotoshopを触ったことがある方なら1分くらいで作れるものです。しかし公開した所とても好評で、たくさんの方に喜んでいただけました。もちろんPhotoshopだけではなく、イラストでもハンドメイドでもDIYでもあらゆるクリエイティブに当てはまるので、自分の得意なこと、それで得た知識・スキルをフル活用してファンを獲得しましょう
好きな事よりも、『得意な事』を仕事にするべき理由。

OMG

自分が当たり前だと思っていることには思った以上に価値がある

これはまぎれも無い事実です。プロに向けて専門的に書くのではなく、プロの技を誰でもマネできる形で提供するのがポイント。

3分クッキングみたいな料理番組に近いイメージですね。3分という短い時間でプロの料理人のテクニックを知ることができます。みんな簡単で美味しいものを求めています。料理以外にももちろん当てはまります。

こうしたコンテンツを書き続けると次第に共感してくれる人が現れます。【ファン=クライアント見込み客】です。

前述の例で上げたPhotoshopの記事で興味を持ってもらえたのであれば、ブロガー向けにアイキャッチ作成サービスを受注することでライバル不在の自前メディアが完成しますね。

さらにクライアントは自分のブログを普段から読んでくれていて、自分の考えや作ったものに共感してくれる人ばかり。相手がこちらを良く知ってくれている、自分のセンスに共感してくれているというだけで、仕事は格段にやりやすくなるでしょう。さらにブログからPhotoshopの参考書が売れたり、デザインスクールの入学申込みが入ったりと副次的なアフィリエイトの収益にも期待できます。

デザイナーの副業にはブログが最適。おすすめの理由を徹底解説!

また単純に成果物を売るだけではなく、人に教えるのが得意ならPhotoshopの使い方をマンツーマンで教えたり、youtubeで映像コンテンツ化してそこから広告収入を得ることもできるかもしれません。

OMG

ブログという入り口を起点とした色んな収益化の可能性が見えてきましたか?

読者に提供できるスキルが無い場合はどうすれば良い?

読者に提供できるスキルや知識が無いよ!っていう超初心者デザイナーの方は、ランサーズ・クラウドワークスなどのクラウドソーシングに登録してそこで案件をこなし「経験ゼロから稼ぐまで」の過程をブログを書けば立派なコンテンツの完成です。同じような初心者にとってあなたが成長して行く過程はとても価値のあるコンテンツになります。

クラウドソーシングにチャレンジする
アプリケーションが進化してデザインを始めるハードルはずいぶん下がりました。デザインはどんどん供給過多になっていますが、濃いファンを獲得することで自分を必要としてくれる市場を創り出すことができます。

既成概念を捨ててフィールドを変えることで乾いた砂漠を見つけることができるはずです。

まとめ:必要としてくれている人とだけ仕事をする

最後に自前メディアからクライアントを獲得するメリットを整理します。

  • はじめから自分の作品や考え方に共感してくれている
  • 価格競争に巻き込まれる心配がない
  • 作りたいものを欲しい人のためにデザインできる

ぼくは「自分のことを好きといってくれる人とだけ仕事をしたい」と常々思っています。そういったクライアントを見つけることができれば「他のデザイナーと比べてどうか」「あっちよりこっちが安い」といったクリエイターとしての相対的評価と価格競争から離脱して、純粋に自分を求めてくれるクライアントと仕事ができるからです。

理想論ではありますが目指すべきはここです。win-winですしね。
その足がかりとしてやはり自分のメディアを持っているかがとても重要です。

しかし実際に行動できる人は1割程度です

残念ながらここまで書いて「はい、ではどうぞ」といって実際に行動に移す人はおそらく1割程度です。逆に言えばピンと来た瞬間に即行動してスタートダッシュを切れば上位10%くらいに滑り込めると思います。いつの時代も「やるかやらないか」で既に勝敗は決まっていたりしますので。待っているだけでは仕事を振ってくれる人は現れませんので現状に満足していなければマジでやりましょう!

ぼくでよければいつでもアドバイスします。

OMG

クリエイターのみならず様々な分野でこのような考え方が定着すればみんな幸せになると思うんだけどどうでしょうかね?

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