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iPad Pro用Magic Keyboardで「充電していません」と表示される原因と対処法

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発売と同時に購入したiPad用MagicKeyboad。ヒンジ部分にUSB-C充電ポートがあり、キーボードに本体を装着した状態でiPad本体を充電することができます。

しかしいつも本体を充電しているケーブルを刺すと「充電していません」のメッセージが・・・

MagicKeyboad経由でiPadを充電できない

すでに海外では同様の問題が報告されていたようですが、検索しても国内での情報があまり出てこなかったので検証結果を記事にしておきます。

  • iPad Pro用Magic Keyboardが充電できない原因と対処法
  • サードパーティ製の各種充電器での検証結果

同様の症状でお困りの方の参考になれば幸いです。

目次

事象:サードパーティ製の充電器で充電できない

はじめに不具合が起こった状況を説明します。

うちではAnkerのPowerPort I PD – 1 PD & 4 PowerIQという充電器に同じくAnkerの充電ケーブル(UCB-AtoUSB-C)をつないで使っています。

Anker公式サイトより

この充電器はUSB-Aポート4つ、PD対応USB-Cポートが1つついており、複数の充電ケーブルをまとめるのにとても重宝しています。

この充電器のUSB-AにポートにつないだケーブルからはiPadPro本体は問題なく充電できるのですが、iPadPro用MagicKeyboardを繋ぐと「充電できません」と表示され充電できないといった症状。

海外のフォーラムでもAnker製の充電器で同様の不具合が発生したとのこと。

もちろんケーブルや充電器は他のデバイスが問題なく充電できているので、これらに故障などの不備があるとは考えにくいです。現に本体は充電できますしね。

iPadPro本体が充電できるのにキーボード経由はダメといった具合。

OMG

なんだか腑に落ちませんね。

この現象は購入当初から起こっていて、「なんか調子悪いな」程度に考えていたのですが、同じ現象が問題になっているのに気づいて検証してみることにしました。

検証:他の充電器でも試してみる

家にあるケーブルと充電器で検証してみることにしました。

テスト環境
  • USB-A to Cのケーブルはいつも使っているAnker製のもの
  • USB-C to Cのケーブルは最大100W、PD対応のもの
  • iPad本体はバッテリー残量80%程度の状態

以上の条件でテストしました

AnkerPowerPort I PD – 1 PD & 4 PowerIQの「USB-Cポート」

PD対応のUSB-Cポートで検証

はじめにエラーメッセージが出たAnker PowerPort I PDのいつもは使っていないUSB-Cポートにつないでみました。

【結果】充電できる

あっさり充電できてしまいました。どうやらAnker PowerPort I PDのUSB-Aポートが原因っぽい?
他の機器でも試してみました。

RAVPower RP-PC128のUSB-Cポート

次にRAVPowerというメーカーのRP-PC128。最大90Wの高出力の充電器で、MacbookProの急速充電にも対応したパワフルなモデル。

PD 充電器 RAVPower Type C 急速充電器 90W【GaN (窒化ガリウム)採用/2ポート/折畳式/PD対応/PSE認証済】iPhone 11/11 Pro/11 Pro Max/XS、Galaxy S10/S10+、iPad Pro、MacBook Pro その他USB-C機器対応 RP-PC128
RAVPOWER

【結果】充電できる

こちらも問題なく充電できます。

RAVPower RP-PC133のUSB-C/USB-Aポート

同じくRAVPowerのPC133最大65Wの出力対応でUSB-C/USB-Aポートの2種類のポートを搭載したモデル。上記のPR-PC128よりも出力は落ちますがコンパクトで持ち運びにも便利です。

PD 充電器 RAVPower Type C 急速充電器 65W USB-A + USB-C 【GaN (窒化ガリウム)採用/2ポート/PD対応/折りたたみ式/PD Pioneer Technology採用】 iPhone/MacBook/ノートパソコン/Switchなど対応 RP-PC133 (ブラック)
RAVPOWER

【結果】USB-C/USB-Aともに充電できる

こちらはUSB-Aポートからの給電でも問題なく充電できました。

iPad純正の充電器とケーブル

最後にiPadに付属していた純正のケーブルと充電器。これで充電できないとなるといよいよヤバいですが、もちろん充電することができました。

【結果】充電できる

結論:出力不足が原因でMagicKeyboardが経由での充電ができない

以上のテストの結果、iPadPro用MagicKeyboardで「充電していません」とエラーメッセージが出るのは充電器からの出力が不足していることが原因と考えられます。

テスト時に計測器を使って測ってみたところ、エラーの出たAnker製の充電器は純正アダプターからの出力の半分程度でした。

Anker製:4.74W
純正:10.69W
OMG

出力の高い充電器を買おう

故障や不具合といったものではなさそうなので一安心。

ですがiPad本体が充電できる条件でもキーボード経由で充電できないのはちょっと残念ポイント。人によっては充電機器を買い換えないといけないですし。

MagicKeyboardのヒンジ部分からの給電には少なくともiPadPro本体よりも高い出力の充電器が必要です

iPadPro用MagicKeyboardから充電する際のポイント
  • 純正アダプターから給電する
  • 高出力の充電器を使用する
  • iPad本体は充電できてもキーボード経由ではできない場合がある

自分と同じようにサードパーティ製の充電器やケーブルを使っている方はけっこう多いと思います。

MagicKeyboard経由でiPadProを充電する際は注意してください。特にポートが複数ついている充電器に関しては1口当たりの出力がそこまで高くないので、今回のようなエラーメッセージが表示される可能性があります。

iPadPro用の純正アダプターの出力は18W、PD(Power Delivery)対応のもので、この数値を目安に選ぶとよいかと思います。

またiPadとMacbookを2台同時に充電するなら検証にも使用したRAVPower RP-PC128がオススメです。詳しいレビューは以下の記事を参考にしてみてください。

iPadPro用MagicKeyboardで「充電していません」とエラーメッセージが出る原因と対処法でした。同じような症状でお悩みの方の参考になればうれしいです。

OMG

楽しいiPadライフを!

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