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30代・未経験からデザイナーに転職できる?実務経験の積み方も紹介!

グラフィックデザインの世界に入って10数年経ちました。決して楽な仕事ではないですが、それなりに充実した毎日を送っています。この仕事を始めてから何度か「未経験だけどデザイナーになりたい。」と相談を受けることがありました。
この記事では「未経験・30代からデザイン業界に転職したい」と考える方のために、転職する際のポイントを紹介したいと思います。

このような方を想定しています
  • 30歳以上
  • デザイン業界未経験
  •  異業種での社会人経験あり
  • Adobe Illustrator、Photoshopを基礎レベルで操作できる

大事なことなので最初に言います。

今からデザイナーを目指して転職活動をする場合、Illustrator、Photoshopのソフトの基本操作ができることは必須です。30代という年齢を考慮して、ソフトをまったく触ったことが無いという方は現時点での転職の望みはほぼ無いと言っていいです。そんな方は今すぐにソフトの操作を勉強しましょう。

MEMO
最低限、初級の参考書をやり込んでマスターするくらいのレベルが必要です。

また、過去にデザインの仕事をしていた、趣味でデザインに携わっていたなどの理由で基本的なソフトの操作や、面接で見せられる実績がある方はなるべく早く転職エージェントに登録するべきです。下記のクリエイティブ職に強い転職エージェントがおすすめです。

【マイナビクリエイター】

エージェントに登録して希望の会社を紹介してもらいながら、これから紹介する実務経験を自分で作り出す方法を実行してもらえれば効率的に転職活動を行うことができます!
決して簡単ではありませんが、諦めず行動すれば必ず道は開けるはず。モチベーションを落とさずがんばりましょう!

未経験からデザイナーへの転職は可能?

異業種からデザイナーへの転職は努力次第で実現可能です。判断材料は年齢だけではなく、デザインスキルやコミュニケーション能力など様々なスキルが複合的に求められるのがデザイナーという仕事だからです。

特にコミュニケーションスキルというのは若い方よりも社会人経験が豊富な方の方が高い傾向にあるので、こうした部分を上手くアピールポイントとして活用できれば採用の可能性は高まります!

転職成功までのロードマップ

  • Step1
    とにかく作品を作る
    趣味のものよりもできるだけ実制作に近いものが望ましいです
  • Step2
    ポートフォリオを作成
    数多くの中からできが良いと感じたものをピックアップしていきます
  • Step3
    自分のメディアで情報発信
    SNSやブログなどを活用して、できるだけ多くの人に露出します
  • Step4
    実務経験を積む
    Step3で得たフォロワー(ファン)から実務になりそうな案件をこなしていきます

ポイントはStep3と4です。デザイン業界へ転職するにあたり一番重要なポイントは【実務経験の有無】です。しかし同時に実務経験(実績)を作ることが最も難しい。ここをどう攻略してアピールできるかが明暗を分けます。

採用側は実務経験のレベルをどうやって決めている?

実務レベルとかいう明確なラインは実は存在しません。

厳密にはあるのですが【その会社のレベルによる】と考えていいです。実務経験という言葉の意味は非常に曖昧です。

ぼくは仕事柄「ほかのデザイン会社が作ったデータを受け取ってちょっといじる」といった業務をすることがありますが、正直「こんなレベルでデザイナーなの?」みたいなお粗末なデータに遭遇することも少なくありません。

MEMO
実務経験とはあくまでその会社で仕事をする為の最低基準を満たしているかどうかを見極めるための一つの指標です

ですので「実務経験がないから」と理由で転職をあきらめる必要はありませんし、実績は会社に所属していなくても自分の力で作ることができます。

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未経験者が実務経験を積めないというジレンマ

今回の話の前提として、デザイン業界への転職は未経験者にとってはとても狭き門です。デザイン会社の求人欄にはほとんどの場合「実務経験○年以上」と書かれています。これは暗に「経験者以外お断り」と言っているようなもの。就職して実務経験を積みたいのに、未経験者には応募資格すらないというジレンマが存在します。

理由は簡単です。会社側としては「即戦力が欲しい」これが一番大きな理由です。小さな会社などは特にその傾向が顕著で、小さい会社は社長自らデザイナーとしての仕事をしている所が少なくありません。少数精鋭のスタイルなので、人材育成にリソースをさくことができないため、どうしても即戦力を求めざるを得ない状況となる場合が多いです。

そして未経験可で、人材育成のシステムが整っている大企業への転職は「倍率との戦い」です。伸びしろが多い若い人とまともに戦ってもかなり難しい思うので、やはり小さい会社へ滑り込んで叩き上げで上を目指すというのが正攻法です。

ロードマップを実行していこう

前述した転職までのロードマップを具体的に実行していきます。デザイナーとは技術職なので、当然技術がなければ転職することはできません。しかしスキルは自分で積み上げることができます。もちろん独学で現役の実務者以上のレベルまで到達することも可能です。

今のあなたのレベルに応じて無理のない範囲で計画を実行していきましょう。個人的には1年位じっくり腰を据えて技術の習得と実績づくりを頑張るみたいなイメージが良いかと思います。焦って未熟なまま転職しても活躍できませんし、採用してくれる会社の質も落ちます。

MEMO
自信を持って「こんなことができる」という実績を提示できる状態がベストです。

Step.1ソフトの使い方をマスターしてとにかく作品を作る

最初にも述べましたが、業界未経験であっても実務経験者と同等のレベルを要求されるので、一通りソフトを使いこなせるスキルは要求されると考えてください。最低限、知らないことが出てきても調べれば理解してついていけるレベルまでは到達する必要があります。参考書などで徹底的に基礎力を養うことが重要です。

次とにかく手を動かす。デザイナーは常に何かを生み出し続ける仕事です。多くの作業量をこなせるスピード感や、アイデアの面白さや引き出しの多さは、手を動かす中でどんどん蓄積していきます。

MEMO
最初は誰でも初心者。とにかくたくさん作ること。

アウトプットの質を上げるには?

一通りオペレーションができるようになったらすぐさまアウトプットしていきましょう。せっかくなので実務経験と呼べる実績を作ります。

実績を作るならクラウドソーシングがオススメです。理由は実際にお客さん(依頼主)とデザイナーという関係性でアウトプットを行えるという点。完全に独学だとどうしても自分の好きなものだけ作ってしまいがちです。もちろんデザイナーの仕事はそういった仕事ばかりではありません。

こうしたサイトに登録し、小さな仕事を請け負うことで、実際にクライアントを満足させるにはどうすればいいか?という発想も自然と身についてきます。これはまさに生きた経験ですので、すごく重要です。

MEMO
実際のクライアントがどんなことを求めているのかをリアルに知ることができます。

絵が得意なら簡単なイラスト作成の仕事を、Photoshopが得意なら画像の切り抜きの仕事など、初心者でも活躍できる場がたくさんあるので、こうしたアウトプットの場を外部にたくさん持っていることは非常に強みになります。上手くいけばお金をいただくこともできますし、自分の制作実績にもなります。

代表的なクラウドソーシングサイトは以下。もちろんすべて無料で登録できるので一通り登録してみて、自分に合ったサイトを見つけてみてください。

 Step.2ポートフォリオを作成する

ほとんどのデザイナーは自分のポートフォリオを持って就職活動に望みます。作品集ですね。特に決まったフォーマットはないので、webでも印刷物でも良いです。重要なのは見せ方(プレゼンテーション)と実績の質の高さです。

完全に趣味で作った作品だけでは、その人の実力派図りづらい部分があります。デザイナーはクライアントの要望をいかに形にできるかという仕事がほとんどのため、やはりここでも実務に近い作品を作り、ピックアップしていくべきでしょう。実績に関しては上記に挙げたクラウドソーシングなどで受注した仕事は非常にポイントが高いです。ほぼ実務と言っていいと思います。

面接を受けたとき、自分の人となりやスキルが相手にスムーズに伝わるような見せ方を工夫するといいと思います。ぼくのオススメのポートフォリオフォーマットは「ブログ」です。ブログ内で作品を発表して、作品と一緒に日頃考えていることなどをアピールできれば尚良いかと思います。

やはり文章には人となりが出ますし、技術力以外にも考えていることや人間性などもアピールできるので、ブログで自分の成長記録を書き、何を学び、何を考えているのかをアピールできればかなりの強みになります。実のところ、このブログもそういった要素も含まれています。(転職予定は今のところないけれど)

副業としてもなかなか美味しいんですよね。

デザイナーの副業にはブログが最適。おすすめの理由を徹底解説!

Step.3自分のメディアで情報発信

前述のポートフォリオとしてのブログと並行して、ブログやSNSで情報発信をしていくのが非常に有効です。

情報発信するメリット
  • 文章力が身につく
  • 自分の考えを採用担当者にアピールできる
  • 人との交流の中で考え方も成長できる
  • セルフブランディングに役立つ

自分から情報発信することのメリットはいくつかありますが、これは経験上、必ずやったほうがいいです。上記のメリットだけでも転職活動に有利であることは明らか。

例えば自分が転職活動をするのであれば、このブログ、SNSアカウントは絶対に活用します。このブログには自分の作った作品などはほとんど載せていませんが、このブログを読んでもらえれば、自分がどういう人間で、どういうことを考えていて、どんな趣味があって・・・ということがたくさん書かれてあります。また、twitterフォロワーは現在3500人ほどいますが、これからの時代、「いかに不特定多数の人に自分をアピールできるか」は非常に役に立つスキル。もちろんデザインの仕事以外でもそれは同じです。

自分のメディアを運営することで得られるものは非常に多いです。

twitterのフォロワーはブログのPVと比例して伸びていきます。ブログで自分の人となりや作品をPRし、自分の考えに共感してくれる人と一人でも多くつながること。

そうやって色んな人と交流することで、作品にも良い影響を与えてくれるはずです。

Step.4ブログやSNSを足がかりに実務経験を積む

自前のメディアで得られる大きな財産は自分の考えに共感してくれる人(=ファン)です。

  • twitterでイラストを投稿していたらプロのイラストレーターになった
  • ブログを書いていたらバズってライターになった
  • 趣味ブログが企業の目に止まり雑誌で連載を持つことになった

こういった話は誇張でもたとえ話でもなく、現実に起こります。重要なのは【自発的に行動した】という事実。デザイン業界でも同じことが言えます。

  • 1日1個ロゴデザインを作ってアップし続けた
  • 勉強したことを毎日ブログに書いた
  • 世の中が便利になるようなwebサイトを作った

こうした自発的な行動を続けて情報発信していると、必ず自分のファンが現れます。そうした人たちの依頼を受ければそれは立派な実務経験です。

MEMO
実務経験は自分で取りに行く時代

僕がデザイナーを志した10数年前はSNSもなかったですし、個人の情報発信というツールや選択肢はとても少なかったです。しかし今はその頃と大きく異なっていて、第三者に自分をアピールできる手段はとても増えました。言い換えればこうしたツールを活用できなければ転職市場では圧倒的に不利です。もちろんこうした活動は転職の面接時にも大きな武器になるでしょう。

最後は転職のプロに依頼する

ある程度スキルがつき、準備が整えばエージェントに登録しましょう。自分一人で転職先まですべて調べ上げ、面接まで持ち込むのは非常に労力を使うし、非効率的です。エージェントにこれまでの実績を伝えれば実務経験ななくとも「一度面接してもいい」という企業は必ず現れるはずです。

クリエイティブ職専門の転職エージェントがありますので、まずは登録し話を聞いてもらう。行動しないと何も始まりません。そしてエージェントはもちろん転職のプロフェッショナルです。相談する事で、自分に足りないものや市場がどんな人材を求めているかといった有用なアドバイスがもらえます。有名どころの大手エージェントに登録するのが、転職先も豊富で有利なのは間違いありません。

【マイナビクリエイター】

また、転職サービスDUDAなどを運営するインテリジェンス社が提供する「MIIDAS」ではいくつかの質問に答えるだけで自分の想定年収をチェックすることができます。ぼくも実際にやってみましたが、今の会社より多い年収が算出されました。
今の仕事の給与に満足できていない、手持ちのスキルでどれくらいの求人があるのかを調べるには手軽で良いサービスだと思います。

条件が折り合えばオファーを受けることも可能。
もちろん登録は無料です。

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さいごに

冒頭でもお伝えしたように、未経験からの技術職への転職は、かなりハードルが高いと言えます。仕事もハードですし、情熱が無ければとても務まりません。

しかしデザイナーほどおもしろい仕事はない。

飽きる事がない、刺激的な仕事です。何かをはじめるのに年齢は関係ありません。
悩んでいる人はできることから挑戦してみてください!

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