カメクラが沼へ誘うアドベントカレンダー、本日の担当はわたしです。
【3rd Roll】カメクラが沼へ誘う Advent Calendar 2019
沼っぽい記事を書きたくて、何書こうかなぁ?と考えた結果、今年購入した1本のレンズを紹介していこうと思います。
Zeiss Batis 2/25です。
最初に不謹慎なことを言います。
このレンズを買った理由は「見た目がかっこいいから」です。
もうはちゃめちゃにかっこいいんですよ!!!!
レンズ単体でも良し!
α7に取り付けても良し!
有機ELディスプレイも良し!
自分が道具に求めるのは「使っていてテンションがアガるかどうか」なのですごく性能が良くても見た目が悪ければ使いたくないし、スペックが低くてもかっこよければ使いたい。
カメラなどの機材に限らず、それは自分の中のルールみたいなもので、買い物をするときの譲れない基準となっているのです。
Batis2/25は「見た目」と「性能」その両方を高いレベルで満たしてくれるレンズ。
レンズ本体、そしてα7のボディとのバランスが「ブツ」としてすでに美しい。
こんなカメラ振り回してたらそりゃあ最高の気分じゃないですかね?
一点の曇りなく「良い買い物をした」と言えます。
とはいえわりと高いレンズなので中古で購入しました。中古で買えば10万円ほどで手に入るし、さらに出番の少ない機材を下取りに出したり色々やるとだいたい実質0円と言っていいでしょう(常套句)
- スムーズかつ無音のAF
- こってり、しっとりの描写
- 広角で動き回る子どもも撮りやすい
- 寄ってもOK
- 見た目がかっこいい
- 見た目が超かっこいい
- 見た目がとにかくべらぼうにかっこいい
と基本的に良いところしかありませんので、もうとりあえず以下のリンクから購入してもらって、あとは読まなくても大丈夫です。
このレンズ、Eマウントなのでカメラもどうぞ
でも一応色々書いておいたので読んでください(お願いします)
Batis2/25外観とスペック
重さ | 335g |
フィルター径 | 67mm |
最短焦点距離 | 約20cm |
F値 | f/2 – f/22 |
カタログスペックはこのような感じになっています。いつも動き回る子どもの写真を主に撮影するので25mmの画角はとても便利です。幼児にはフレームインという概念がないので。
オートフォーカスも早い上に、ものすごく静か。ほぼ無音といっていいです。もちろん瞳AFもバシバシ決まります。重さは335g。バッグを持たずにカメラだけ持って出かけるなら軽い方がいいでしょう?最近はもっぱらコレ1本で出かけることも多いです。
さらに最短焦点距離は約20センチと結構寄れます。画角が広すぎるならクロップモードで撮ってしまえば良いですし、かなり汎用性の高いレンズなんです。
マウント部分にはZEISSブルーのシーリングが。
いちいちかっこいい。
金属製のボディ、シーリングによる防塵防滴仕様で少々の悪天候でも安心感があります。
ピントリングは珍しいゴム製。トルクは軽すぎずホールド感もあって回しやすいと思います。何よりピントリングに凹凸がないので、Batis特有のつるっとしたデザインを邪魔しません。
レンズ本体のデザインもしっかり考えられているのがポイントが高いですね。
有機ELディスプレイだってついてますよ?
ここにはピントを合わせた被写体までの距離、そしてその前後の被写界深度が表示されます。スナップ撮影などでは必要ないかと思いますが、シビアにブツ撮りなどをする方ならなかなか便利な機能なのでは?
- 最短焦点距離20センチで結構寄れる
- 335gで軽くて良い
- 防塵防滴仕様
- ゴム製のフォーカスリング
- 有機ELディスプレイ搭載
Batis特有の凹凸のないデザイン
カメラレンズってピントリングやレンズフード、各種の目盛りやボタンなど、基本的に凹凸があるのが一般的ですけど、Batisはつるんとしてるんですよね。
レンズの先端はわずかに広がった形状になっていて、レンズフードをつけると本体とフードが一体化するデザインとなっています。
か、かっこよすぎない….!?
それでいて操作しやすいし軽いしよく写るという意味わからん仕上がりです。
設計者(凸凹なくしたいマン)の並々ならぬこだわりが感じられます。本体こうしたデザインの細かな部分は気にしないよという方がほとんどかと思うのですが、自分はグッときてしまうんですよね。
「神は細部に宿る」的な良さがあります
Batis2/25作例:ZEISSらしいコントラストとしっとり感
カタログ上は25mmF2とそこまで飛び抜けたスペックではないレンズなのですが、やっぱり描写力が気になりますよね?
そこはZEISS。完全に良いです。
ZEISSのレンズは、FE55f18zも所有していますが、BatisもZEISSらしいコントラストの高いレンズです。さらに「しっとり感」を感じるやさしい描写。
普段は子供達ばかり撮影しているので、ブログに載せれないものも多く作例が少なくて申し訳ないんですけど、いくつか紹介します。
お気に入りの一枚。思いっきり逆光ですが、撮って出しでこの解像感はかなりのもんだと思う。
こういうのを狙って撮れる腕前がないのが悔やまれるところですが、たまにこういうハッとする写真が撮れるのがカメラの面白いところでもある。
口径が大きいので周辺減光は結構ありますが、個人的には好きです。
寄りも引きも何も考えずにバシバシ撮れるので楽ちんでいい!今レンズを使うまで広角レンズって「風景とか撮るやつでしょ?」みたいなイメージがあったのですが、24mmあたりなら普段使いのスナップ用としてもとても使いやすい画角だと思います。
Batisはいいぞ!
いくらネット上の誰かが書いたレビューを読んでも実際にカメラにつけて自分で撮らないと良し悪しは判断できません。が、しかしBatisシリーズは弱点が少ないのは間違いない事実。
イマドキiPhoneだって相当綺麗な写真が撮れますし、わざわざ高いカメラやレンズを買う必要ないという意見もわかります。特にお子さんの成長や旅先のスナップなんて記録ですし、そこに上手いとか下手とか機材がどうこうとかまったく関係無いです。
趣味なんで好きなカメラで好きに撮ったらいいんですよ。そんな感じで来年も子供達を撮り続けていると思います。
ここまで読んでBatisの写り試したいな?って思っちゃいました??いきなり買うのはかなり勇気がいると思うのですが、レンタルサービスを利用すれば、1日からレンタルすることができます。購入前に実機で試しどりしたいという場合には良いサービスだと思います。詳細は以下のリンクからどうぞ。
ぼくはお金たまり次第、Batisの40mm買う予定です!こっちゃもめちゃくちゃ良いらしいんで!2020年も「かっこいいレンズ沼」にどっぷりつかっていきたいと思います。
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