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OMGmag

デザイン、アート etc...センスでご飯を食べてるblog

新人デザイナーにこっそり教るスキルアップの近道7つ

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 4月ですね。この春から社会人になられた方、おめでとうございます。
この時期ならではのネタという事で、今回は新人デザイナーの方に向けて、ライバルと差を付けるスキルアップ術ということをこっそり紹介してみたいと思います。

とはいってもぼく自身もぜいぜい10年ちょっとのキャリアですし、エラそうなことをいう気はまったくありませんし、専門的で難しい話ではありません。

日々少しのことを意識するだけでデザイナーとしてのパフォーマンスは確実に上げられます。

そして今回紹介する話は、ぼくがこれまでの仕事の中で培ったリアルな体験から得られた知見ですので、 それなりにニーズはあるかと思いました。気軽に読んでもらえたら嬉しいです。

また、デザインをこれから勉強される方や、全く違う職種の方にも通じる部分もあるかとおもいます。 参考になれば幸いです。

初めて入った会社はめちゃくちゃ厳しかった

まず手始めに、自分が初めて入社した会社での話です。デザイナーと一言で言っても様々な環境があると思いますが、ぼくが入社した会社は、めちゃくちゃ厳しかったです。いわゆる「弟子入り」に近かったと思います。

朝早く出社し事務所の掃除から始まり、深夜まで。週休0日が何週間も続くようなこともありました。そして社長がまぁ怖い方で愛のムチを頭部にもらった事も一度や二度ではありません。

しかしブラック企業と一言で片付けてしまうのは少し乱暴です。
それは受け手(自分)の判断するところが大きい。

実際のところ社長や先輩たちは仕事に真剣でしたし、それゆえ「できないやつには厳しく叩き込む」という社風でした。このような会社は今ではかなり特殊かもしれませんが、デザインという仕事は、ある意味、職人的であると言えると思います。そしてそうした環境の中で腕を磨くことで得られるものは大きいと感じています。

今は別の会社に転職しましたが、この会社での経験は確実に自分の血肉となっており、技術以上に人間的成長ができたと確信しています。こうした環境で学んだデザイナーとにとって基本的な事をお話していきます。

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①道具を正しく使う

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まずすべての基本です。最新型のmacあっても、鉛筆やカッターナイフであっても、それらはすべて重要な商売道具です。特にパソコンはぼくたちの仕事に無くてはならないものですから、日々のメンテナンスを怠らないようにしましょう。

例えばファイル管理の方法や、名前のつけ方、保存場所など、それぞれ会社のルールがあるとは思いますが、基本的には誰が使っても続きをはじめられるようにするというのが鉄則。

たとえばあなたが事故や病気で会社にこられない事態に陥ったとき、パソコンの中のどこに重要なデータが格納されていて、現在進行中の業務はどこにあるのかがすぐに分かれば最悪の事態は避けられるでしょう。

また、メンテナンスや道具の手入れをすることで、モノは長持ちしますし、正しく使ってはじめて最大限のパフォーマンスを発揮できます。

モノを大事にしない人にモノづくりの仕事はできません。

②インプットし続ける

デザイナーという仕事は常にオーダー通りに仕事を遂行する必要があります。たとえ自分が苦手なテイストのデザインであってもです。ではどんなテイストでも作れるようになるにはどうするか。

これは「引き出しを増やす」以外に方法はありません。質の高いインプットです。自分の好みではないデザインだったとしても「どこが良いのか」「なぜ良いのか」を繰り返し考えて吸収することが必要。

そのために重要になるのがセンスです。

センスはあなた自身の中にあるもので、本などに明確な答えは書いてありません。
自分で磨いて理解するもの。では、センスを磨くにはどうしたら良いのか。

以前こんな記事を書きましたので、是非参考にしてみてください。

www.omg-ox.org

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③上手い人のマネをする

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これもよく言われる方法です。そのままパクっても意味がありませんので、先輩や上司の仕事を見て「どうしてこういうデザインになったか」「自分と違う部分はどこか」を徹底的に研究しましょう。

また、頭で考えるよりも丸ごとパクって(完コピ)して体で覚えると言うのもひとつの方法ですが、個人的には頭で考え、理解したほうが身につくのも早いのではと考えています。

また、上手い人を徹底的にマネすることで、思考も自然と似てきます。
憧れの上司や先輩のライフスタイルや考え方をマネするのも有効です。

④小手先で解決しない

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デザインの業務に慣れてきて、macの使い方を一通り覚えると、どうしても「それっぽいデザイン」を量産してしまう傾向にあります。ぼくもよく「小手先でこねくり回すな!」と怒られました。

当時は良く分からなかったのですが、今考えるとそれは本質を捉えていないと言うことなんだと理解できます。例えると、見た目はすごく綺麗な格好をしているけど、中身が伴っていない人みたいな感じです。

そういうデザインは見る人が見れば確実にバレます。なんとなくやっているのがすごくわかるんですよね。試しに「このデザインのコンセプトやこだわったポイントは?」と質問すると見事に答えことができません。

デザインと言うと表層的な部分ばかりに目を奪われがちですが、本質(中身)を理解して、それに合ったデザインを施す、もしくは、中身から丸ごとデザインするということが求められます。

テクニックだけでは何の役にも立ちません。

⑤体内時計の精度を上げる

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デザイナーと言う仕事は、時に時間との戦いです。また、一人ですべての仕事を最後までやりきるというものばかりではありません。特にチームで仕事をする場合に非常に重要になるのが「体内時計」です。

例:クラシックコンサートのフライヤー(A4サイズ・カラー・片面)

あなたはこの案件、作成にかかる時間をどれくらいに見積もりますか?

早い人で1.5時間、遅くとも3時間くらいでしょうか。
しかしこの場合、早い遅いは重要ではありません。

大事なのは自分が見積もった時間との誤差です。

デザインの仕事は言ってしまえば「明確な終わり」と言うのがありません。時間が無限にあれば何十パターンも作ることができます。

基本的に終わりが無いということは「いつまでに仕上げる」と言うのが読みにくいんですね。なので、体内時計をセットして、「この作業だったら○○分」という見積もりに対して、実際何分でできたかを計測してください。

そしてその誤差をなるべく小さくする訓練をすると良いです。

体内時計の精度が上がると、原稿を見た瞬間にどれくらいでできるかを読むことができますので、その後のスケジューリングが大幅に楽になります。またチームメンバーに引き継ぐ場合でもロスを最小限に抑えることができます。

これはあまり意識している人は少ないように思いますが、効果抜群なのでぜひ試してもらいたいです。

ぼくは新人時代、首からストップウォッチをぶら下げて、すべての作業をの時間を計測、メモして自分がどれくらいのスピードで生産できているかを測っていました。

マジでオススメです!

⑥残業=コストと理解する

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世間のイメージも割とそうだと思うのですが、デザイナーって毎日終電まで作業して休みの日も仕事みたいなイメージをもっている方も多いかと思います。
これに関しては会社の方針によってそれぞれだと思うのですが、それ以前に意識するべきことがあります。

それが「残業のコスト」です。

細かい話ですが、残業の間の事務所の照明やプリンター、macなど、残業にかかるコスト(この場合は電気代)というのが存在しています。

経営者目線で考えてみましょう。
  1. 遅くまで残業をしているコストが高いデザイナー
  2. 定時までに求められたクオリティを実現できるデザイナー

どちらが優秀でしょうか。
デザインの仕事は稼働時間ではないとぼくは考えています。

なぜか経営者目線で考えない現場というのが多数あります。
中途半端な仕事をしろという意味ではなくて、最小限のコストで最大限のパフォーマンスを発揮できる人が優秀な人材です。

これはデザイン業界だけではなくどんな仕事にも当てはまると思います。
そしてそれを実現するには上記の「精度の高い体内時計」が必須です。

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⑦仕事を楽しむ

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結局最後はこれです。仕事を楽しめるか。仕事ですから楽しいことばかりではないと思います。嫌なことや辛いこともあります。ぼくも新人時代は、全く仕事ができず、夜中2時くらいまで半ベソかきながら作業していたこともあります(笑)しかし、今となっては良い思い出というか、あの時代があって今があると思えます。

しかし働きすぎて体を壊してしまっては何の意味も無いですから、ストレスやハードな業務に耐える強い体(メンタル)というのも必要かもしれません。

同じ仕事でも、楽しんで取り組むかそうでないかで気持ち的にも品質的にも大きく違ってくるのは明らかです。

デザイナーという仕事ほどエキサイティングでやりがいのある仕事はありません。
激務ですがw

新入社員の皆さんはこれから社会人として色んな経験をされるわけですけど、ぜひとも楽しみながら仕事をしてもらいたいです。ぼくが今まで出会ってきたデザイナーの先輩たちも仕事を心から楽しんでる人はやっぱりスゴイな!と思えるデザインを生み出しています。

好きこそ物の上手なれ

素敵なデザインをたくさん生み出してくださいね!